山奥の古びた庵にて、老仙人ふたたび語る――。
ふむ……これまで単語の山を一歩ずつ登ってきたが、今日は少し趣向を変えよう。
「反対の意味を持つ熟語のペア」を学ぶのじゃ。
結論から言えば、対になる言葉で覚えることで、記憶は強く結びつく。
陰と陽、表と裏のように、片方を知ればもう片方も自然と浮かぶようになるのじゃ。
では、心静かに学ぶがよい。
目次
- ■ 時間の対になる熟語|流れをつかむのじゃ
- ■ 感情の対になる熟語|心の動きを表せ
- ■ 動作の対になる熟語|体の動きで覚えよ
- ■ 距離の対になる熟語|位置関係をつかめ
- ■ 行動の対になる熟語|続けるか、やめるか
- ■ 状態の対になる熟語|一人か、みんなか
- ■ 【小さな問題集】腕試しの時間じゃ
- ■ 仙人のひとこと
- ■ 答え
■ 時間の対になる熟語|流れをつかむのじゃ
まずは時間の流れに関わる言葉じゃ。
結論として、「始まり」と「終わり」をセットで覚えると理解が深まる。
なぜなら、出来事は必ず始まりと終わりを持つからじゃ。英語でもその流れを表すことが重要となる。
- at first:最初は
- at last:ついに
first は「最初」、last は「最後」。
この対比を意識すれば、文の流れが一気に分かりやすくなるのう。
■ 感情の対になる熟語|心の動きを表せ
次は感情じゃ。
結論として、感情の反対語を覚えることで、気持ちの変化を表現できるようになる。
理由は単純、喜びと悲しみは常に隣り合わせだからじゃ。
- be glad to ~:~してうれしい
- be sad to ~:~して悲しい
どちらも「to の後に動詞の原形」が来る点も重要じゃ。
形を揃えて覚えることで、自然と使えるようになるぞ。
■ 動作の対になる熟語|体の動きで覚えよ
ここは覚えやすいところじゃ。
結論として、体の動きに関する熟語は、イメージで覚えるとよい。
- stand up:立ち上がる
- sit down:座る
up は「上へ」、down は「下へ」。
この方向の違いを意識すれば、忘れることはないじゃろう。
■ 距離の対になる熟語|位置関係をつかめ
続いては距離じゃ。
結論として、「近い」と「遠い」を対で覚えると、空間の表現が豊かになる。
- close to ~:~の近くに
- far from ~:~から遠くに
どちらも「to / from の後に名詞」が来る点に注目せよ。
前置詞の違いも同時に覚えるのがコツじゃ。
■ 行動の対になる熟語|続けるか、やめるか
ここは実用性が高いぞ。
結論として、「やめる」と「続ける」をセットで覚えれば、会話の幅が広がる。
- give up ~ing:~するのをやめる
- go on ~ing:~し続ける
どちらも「~ing形」を使う点が共通じゃ。
形と意味を一緒に覚えるのじゃぞ。
■ 状態の対になる熟語|一人か、みんなか
最後は状態の違いじゃ。
結論として、「一人」と「全員」を対で覚えると、人の関係が表現できる。
- all together:みんな一緒に
- by oneself:自分の力で
特に「by oneself」は重要じゃ。主語によって形が変わるゆえ、しっかり覚えるのじゃ。
- I → by myself
- he → by himself
- she → by herself
例文も見ておくがよい。
- I finished my homework by myself.
- She finished her homework by herself.
■ 【小さな問題集】腕試しの時間じゃ
問題① 穴埋め
- At ______ it was difficult, but ______ I finished it.
- I was ______ to hear the news. / I was ______ to hear the news.
- You must not ______ during class. Please ______ .
- He finished his homework ______ .
問題② 選択問題
- far from ~ の反対は?
→ close to ~ - sit down の反対は?
→ stand up - give up ~ing の反対に近いものは?
→ go on ~ing
問題③ 英作文
- At first English was difficult for me, but at last I got a good score on the test.
- I climbed the mountain by myself. I was glad to do it.
- Let’s all together go on singing.
問題④ 確認
- oneself は主語によって変化する(myself / herself / himself など)
- stand up(立つ)/sit down(座る)→ up は上、down は下
■ 仙人のひとこと
反対の言葉をペアで覚えること――
それはまるで剣の両刃を磨くようなものじゃ。
片方を知れば、もう片方も自然と見えてくる。
やがて英語は「点」ではなく「線」となり、流れるように使えるようになるであろう。
「最初は難しかったが、ついにできるようになった」――
その言葉を、自らの口で語れる日も遠くはない。
……ふう、今日は頭をよく使ったのう。
茶でも飲んで、ゆるりと休むがよい。
■ 答え
問題① 穴埋め
- At first it was difficult, but at last I finished it.
- I was glad to hear the news. / I was sad to hear the news.
- You must not stand up during class. Please sit down.
- He finished his homework by himself.
問題② 選択問題
- far from ~ の反対
→ a) close to ~ - sit down の反対
→ a) stand up - give up ~ing の反対に近いもの
→ a) go on ~ing
問題③ 英作文(例)
- At first English was difficult for me, but at last I got a good score on the test.
- I climbed the mountain by myself. I was glad to do it.
- Let’s all together go on singing.
問題④ 確認
- oneself は主語によって変化するため
例:
I → myself
she → herself
he → himself - 熟語ペア
stand up(立ち上がる)
sit down(座る)
→ up は「上へ」、down は「下へ」を表す